ペナルティの脇田さんが、中咽頭がんの治療のために一時休養されるらしい。

我が家にまだテレビがありし頃、しりとりをして全国を旅する番組で彼を知り、その後、タイ語を流暢に話す彼にすごい人だと彼の名前を覚えました。

久しぶりにお名前をネットのトレンドで見かけたと思ったら、病魔と闘うことになったというニュースでした。

何といっていいのか言葉が思い浮かばないけれど、嬉しいニュースとして、お名前を見る日が必ず来ると思っています。

どうか、一日でも早いご回復をお祈りしています🙏


彼の病名を調べていたら、聞いたことのあるウイルス名が出てきました。

EBウイルス

ヘルペスウイルスの一種で、そんなに珍しいウイルスではありません。

乳幼児期には不顕性感染が多く、日本では、3歳頃までに6〜7割、成人になると、8〜9割が感染済み、多くの方がたぶん知らないうちに抗体を持っています。

残りの1~2割に入った私は、中年になってから感染し、まぁまぁ大変なことになりました。

最初インフルエンザと診断した担当医、そんな中、運が良かったのは、血液検査の残りをもう一度、検査に回してくれたもうひとりのお医者さまの判断のおかげでした。

一般的に言われている感染ルートに思い当たることはなく、どこで誰からもらったのかなんてわかりません。

ベットから出ないようにと言われた、約1か月の入院生活。下がらない熱に眠れない夜。

薬はないし、自分の免疫がウイルスを排除してくれるのを待つしかできません。

今ではその理由がわかるので、食べたと嘘でもつくのですが、この頃はその理由がわからないので、食べ物が飲み込めない自分にはショックだし、ずっと点滴は外してもらえないのでした。

病院食


退院後も、傷んだ内臓の回復までの通院が続き、無罪放免になるまでしばらく時間がかかりました。ウイルス感染、嫌なものです。でも防げないこともある。

ウイルスに感染しても、症状が出ない人もいれば、重症化してしまう人もいる。がんになる場合もある。この違いは、なにからくるのでしょう?

気をつけていても、病気になってしまう場合もある。まったくの無頓着でも、風邪ひとつ引かないという場合もあります。どうしたら、ウイルスを防げるのだろう?

専門家のみなさんでさえ、それぞれ違う答えを出しています。
最後はやっぱり自分で答えを出すしかありません。

不安な時って、なぜか怪しげな陰謀論、センセーショナルな文言で書かれた内容に惹かれます。間違った情報は、なぜか広がりやすく、間違いは訂正されにくい。

つい、釣られてしまうこともありますが、そこから離れること。
信用度の高い情報、日々更新される新しい情報をキャッチするには、アンテナを正しい方向に向けている必要がありますね。

困ったことに、ファクトチェックと調べても、日本語のサイトは、FIJ(ファクトチェック・イニシアティブ)しかみつけられませんでした。

ほかにも検証サイトがあったら、ぜひ教えて欲しいです。


新型ウイルスのワクチンも、もうすぐ世の中に出回るかもしれません。

ワクチン接種すれば、タイに行けるなら、たぶん躊躇せずに接種するだろうと思います。

それでは、またね。

チョークディナカー!

今回参考にしたサイト

 咽頭癌とは
 出典:大垣市民病院

 EBウイルス関連Bリンパ腫に対する免疫監視機構と新たな治療法
 出典:ライフサイエンス 新着論文レビュー

 慢性活動性EBウイルス感染症の原因と、身近なウイルスががんを引き起こす仕組みを解明

 出典:国立研究開発法人日本医療研究開発機構ホームページ