先日のブログで、「寒いのは苦手です」と書いたせいなのか、とうとう雪まで降ってきた一宮市です。

今年の冬って、例年より寒い？

気になって、ちょっと調べてみました。

気象庁による資料から

気象台サイトの資料を確認すると、昨年の１月は、月平均の気温は、例年より高かったようです。

昨年の2021年(令和３)、愛知県の１月の概況より

　上旬と中旬は冬型の気圧配置や高気圧に覆われて晴れた日が多く、下旬は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多くなりました。
上旬は強い寒気が流れ込んだ時期があり気温が低くなりましたが、中旬以降は寒暖の変動が大きく寒気の影響を受けにくかったため、月平均気温は高くなりました。
　降水量は、上旬はかなり少なくなりましたが、下旬は低気圧の影響を受けて多くなったため、月降水量は多くなりました。
　名古屋の月平均気温は「高い」、月降水量は「多い」、月間日照時間は「少ない」となりました。ー令和３年２月４日　名古屋地方気象台資料より

とあります。

2021年の年間記録の資料はまだ出ていませんので、前年の2020年を見てみると、

　2020年（令和２年）の愛知県の天候年平均気温は、名古屋が17.0℃、伊良湖が17.2℃で、共に平年より「かなり高い」となりました。
　伊良湖では1947年の統計開始以降高い方からの第１位、名古屋では1890年の統計開始以降昨年に続き高い方からの第１位タイ記録となりました。
　名古屋の月平均気温は、４月は大陸からの寒気の影響で７月は梅雨前線の影響で平年より低くなりましたが、その他は暖かい空気に覆われやすく概ね高温となりました。
ー令和３年１月19日名古屋地方気象台

年間平均気温は、高かったようです。

しかし、この気温が高かったという記憶には、思い込みがあります。

昨年の冬も、強い冬型の気圧配置で、日本海側には大雪が降りました。

一宮市でも、１月29日には、雪が降っています。


記憶というものはあいまいで、今年が、特に寒いということではなさそうです。

今回の豪雪も、2020年秋頃から発生した熱帯のラニーニャ現象の影響でしょうか？

ラニーニャ現象

今週の1月11日、気象庁大気海洋部から、「エルニーニョ/ラニーニャ現象エルニーニョ監視速報（No.352）」が出ています。

そこから、抜粋

2021年12月の実況と2022年1月〜2022年7月の見通し

・ラニーニャ現象が続いているとみられる。
・今後、冬の終わりまではラニーニャ現象が続く可能性が高い（80％）
・春の間にラニーニャ現象が終息し平常の状態になる可能性が高い（80％）

どうやら、ラニーニャ現象の影響は、春には終わりそうですし、猛暑の夏は、避けられるかも知れないと思うと、少しホッとしました。

今後１カ月

気象庁のサイトによると、今後１カ月間の季節予報は、平均気温が例年より低めの可能性、東日本で平年並または低い確率ともに40%、西日本で低い確率50%とあります。

しばらく気温が低い日は続きそうです。


出典：「季節予報」（気象庁ホームページより）　



連日ニュースで、日本海側中心の記録的大雪が流れています。

積もった雪を見ると、今でも、夫が雪かき中に骨折し、腕をぶらんとさせていた姿を思い出します。

その時のことが、何十年後の治療に影響するなんて思いもしませんでした。

みなさんも、雪下ろし中の事故には、くれぐれもお気をつけくださいね。

春を待ちわびる

1月20日は、大寒で、2月上旬頃までは、１年でもっとも気温が低くなる時期です。

そんな一番寒い時期に、患者数が爆上がりとのニュース。

今日は、愛知県から、厳重警戒での感染防止対策の徹底のお願いが届きました。