生かされて半世紀もとうに過ぎ、今年を振り返る年末の夜10時。

子育ての二十代、北国暮らしに引きこもる三十代、単身赴任ワンオペ生活&パート残業の四十代、子どもたちもすっかり大人になって、いろいろあった五十代……。

50過ぎての初めての海外旅行で、タイという国を選択したのは、行きやすい距離というだけの理由で、こんなに何度もタイに行くことになるなんて予想だにしませんでした。

40代では育むことなく終わったタイマッサージとの出会いが、50代でこんなかたちで芽が出るなんておもしろい。今の私を見たら、昔の私はなんて言うかしら?

そして、いろいろな出会いがあって、いろいろな別れがあって……。

日本からタイに飛び立つ、あのワクワクドキドキの気持ちを知った時から、今年の出来事へと繋がっていたのかもしれません。

LCCの登場でタイが近くなりました
昨年は、転職したばかりの会社を辞めたい息子と、動揺と不安の中で迎えた年末でした。

今年の年末は……。

先ほど、彼に連絡をとると、初めて聞くような明るい声が聞こえてきました。あの時我慢をしなくて、本当によかったね。

もちろん、生きていたら思い通りにならなくて、意にそぐわないこともあります。

それは我慢して乗り越えなくちゃならないことと思っていましたが、我慢をしても、何かご褒美が降ってくるわけでもありません。

恨み辛みにならないように、私は楽しく思えないことは極力避けるし、自分の中の褒めて欲しくて仕方がない子は、自分で褒めてあげよう。
子どもが子どもを必死で育ててきたようなものだったから、この歳になって、ようやくそう言えるようになりました。

今年の年末は、海外旅行どころか仕事と本屋以外は、部屋を出たくないという人と、兄に会いに行くことになり……。
1年前に、こんな未来を想像できたでしょうか?いや、できなかった!

さてさて、タイで迎える新年はどんなことになるでしょう?
今からドキドキワクワクしています。

それでは、このブログへたどり着いた皆さまも、よいお年をお迎えください (*^^*)

チョークディナカー!