人生は、予定通りにはいかないものです。
平凡に見える私の人生も、結構、寄り道、進路変更しています。

今年、初の花火見物は、夏の新潟。

しなのがわのしゃしん
信濃川
たまたまお墓参りに訪ねた日が、新潟まつりの最終日。
例年であれば、日程は違うはずです。

新潟市内に入るまでそれを知らなかった私たちは、街中の案内でそれを知り、交通規制時刻が始まる前に宿泊予定のホテルにたどり着けるかとハラハラでした。

ギリギリでホテルへ、滑り込みセーフ。
せっかくだしと、人混みに交じり、萬代橋から本町方面へ、花火見物へと出かけました。

あーけーどのしゃしん
ほんちょうどおりのアーケード
懐かしい景色は、以前と同じ景色のような、すっかり変わってしまったような…。
6番町のイトーヨーカドーの明かりが見えてきて、なぜだかホッとしました。


提灯に誘われて、一軒のお店へ。


今年も、無事にお墓参りにこうして訪ねることができたことに乾杯です。


毎年お祭りが終わってお盆と思い込んでいたので、本当に予定外の花火見物です。

予定を知っていたら見なかっただろう花火は、新潟でのいろいろな思い出を夜空に散らせ、怨嗟の思いも静かに消してくれるようでした。

そして、2度目の花火は…。
バンコク、チャオプラヤー川に上がる花火!


今回の宿、サパーンタクシン駅の近くのホテルから花火見物ができたのです。



ラーマ10世お祝いのパレードの練習が中止になったと聞いてはいたのですが、その練習の花火だったのでしょうか?詳しくはわかりません。
川に浮かぶ何艘もの船、向こうにはアジアンティークの観覧車、花火の色が川に写っています。
チャオプラヤー川
なんだか、計画をしたわけでもないのに、2度も花火見物ができて、今年は、ラッキーイヤー♪

きっと、花火を見るために出かけていたのなら、それは予定通りの行動で、ラッキーなことが起こったわけではありません。

不思議なことに、こうしてタイに行くようになってから、直感で動くとステキなことが起こります。

以前の私は、「ちゃんとしなくちゃ」「こんなことをしたら怒られる」という呪縛がありました。自分の評価が下がることをとても気にしていました。
(すでに遠い昔の話になってしまいましたが)子育て中って、突然子どもが熱を出したり、学校の用事が入ったり自分の計画通りにはいかないものです。優先順位は自分が最下位、予定外も理性的に行動して、良い母、良い妻になろうとしていました。

慣れない北国生活、単身赴任生活、パート勤務と、ひとりでがんばらなきゃと思うからこそ、今とは真逆、動く前にこれが正しい動き方だと論理で考えて動いていました。

20代からの30年余年、そのような考え方にすっかり慣れ切ってしまっていたので、予定通りにいかないタイとの出会いは衝撃的、封印していた感覚を開封してしまいました。
私がタイに惹かれる理由はそんなところにあるのかも知れません。

ちょっと気づくの遅すぎのデビューでしたが、ま、今が一番若いのだから、サヌック、サバーイよん♪(*'▽')/

それでは、またね。

チョークディナカー!