過去記事でおわかりのように、1月のタイ旅行から帰って以来、ずっと外出を自粛した生活を過ごしていました。

スーパーマーケットなどに、たまに買い物しに行くくらいで、お手本になるくらいの自粛生活、でもそんなことを言っていられなくなりました。

夫の検査や診察の付き添い、自分自身も2年ぶりに健康診断を受けたり、歯科、眼科とメンテナンスを始め、病院に行っています。

再検査のことがあってから、夫のこと一辺倒な気持ちだったのですが、傍にいる私もこのままではダメだと、自分のメンテナンスのことも考えられるようになれたのは、「がん相談支援センター」に行ったおかげかもしれません。

銀杏の実

がん相談支援センターとは、がんに関する治療や療養生活全般、地域の医療機関などについて相談できる場所です。国から指定された拠点病院に併設されています。


みなさんもご存じの通り、現在の日本の死因、第1位はがんです。

がん対策基本法・・・日本人の死因で最も多いがんの対策のための国、地方公共団体等の責務を明確にし、基本的施策、対策の推進に関する計画と厚生労働省にがん対策推進協議会を置くことを定めた法律である。


2006年にがん対策基本法が成立、国は、各地域にがん診療の連携 ・支援ができる医療機関があり、全国どこに住んでいても質の高いがん医療を受けることができるよう、拠点病院を整備してきました。


愛知県の都道府県がん診療連携拠点病院は、愛知県がんセンターです。また、地域がん診療連携拠点病院は、各地域に配置されています。


拠点病院


一宮市の場合は、一宮市立市民病院が、地域がん診療連携拠点病院と指定されている病院です。がん相談支援センターは、その病院のC棟2階にあります。


近々、市民病院で、緩和ケアの勉強会があることを知り、電話をしてみました。

勉強会への参加とがん相談支援センターで相談したい旨を伝え、予約を入れました。


YouTubeではよく見る勉強会ですが、実際に初めて参加します。ドキドキ😶

この日のお題は、消化器内科の先生から「がん疼痛について」のお話。1時間の勉強会が終わって、別棟にあるがん相談支援センターへと移動しました。

受付けでお話すると、看護師さんが相談室へ案内して対応をしてくださいました。


最初に言われたことは、「ネットには間違った情報もあるので気をつけてくださいね」ということでした。やっぱりなぁ…。🙄

がんの情報、ネットの中に、玉石混合、いろいろとありますからね。

私の長いネットサーフィン歴を甘く見るなよぉ!😤


30分ほど(もう少し長かったかも)、今まで頭に詰め込んできたものを、一気に看護師さんにアウトプット。それまで、がんについて、誰かに話すことってなかなかできませんでしたからね。

話すことができたことで、情報も整理でき、私の気持ちもずいぶん楽になりました。

帰り道、ぎんなんの実が落ちてます。季節が変わっていることに気がつきました。
きっと、気持ちに余裕が生まれたんですね。

パンフレット
パンフレットいただきました


もらってきたパンフレットを見せながら、夫に報告。セカンドオピニオンどうしよう?

患者である夫とも、いろいろな話はしていますが、患者の家族の立場としての気持ちを誰かに聞いてもらえることって、この先も必要なんだろうなって感じたがん相談支援センター訪問でした。

ブログ書くのが遅くて…。
これは先月のお話なのですが、その後の検査であらたな問題が見つかるとは想像もしていませんでした。

それでは、またね。チョークディナカー